素材と光が調和する家

住宅ひしめく立地の中でも家族で居心地の良さを共有するべく、皆が集いたくなるような空間をより上に求め、明るさとプライバシーを両立したプランニングとしました。
また、リビングで寝ころんだ目線の先には木材を活かした現し天井、壁には大谷石と塗り壁を配しました。
ところどころに自然素材を設けることで日常的に多様な素材に触れ、温もりを感じることの出来る暮らしを目指しました。

2階に設けたダイニングキッチンから更に2歩、ステップを上がったところに位置する明るいリビング。延長にあるバルコニーは外壁で囲うことで、プライバシーを確保しつつ、必要な明るさが確保出来るように計画しています。リビング+バルコニーで実空間よりも広さを感じる空間となっています。

LDKの壁に設けた大谷石は、意匠的なアクセントとなる他、天然ゼオライト成分を有し、多数のマイナスイオンと強い遠赤外線を放出、癒しや熟成の効果を発揮します。また多孔質構造によりガスや水を吸着する特性もあり、シックハウス症候群の防止や消臭にも有効です。

２階のキッチンを中心として、バックヤード内のパントリー・室内物干・洗濯機置場を一つの動線上にまとめることで、家事の省力化を図り、更にキッチン脇に設けたカウンターでは、アイロン掛けやお子様の勉強等、多用途にお使い頂けます。

共用部分の壁には、自然由来の塗り壁を採用しています。塗りムラを出すことで、壁面にリズムが生じます。
機能面では、調湿・脱臭効果があり、有害物質を吸着分解をしてくれる素材で、大谷石同様マイナスイオンで空気を浄化します。