建築工房 櫓 光庭を共有する家

会社名 | 株式会社 スズケン |
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名称 | 建築工房 櫓 光庭を共有する家 |
所在地 | 千葉県船橋市宮本3-6-5 |
連絡先電話番号 | 047-435-6262 |
営業時間 | 9:30~18:30 |

光庭を共有する家
南側に位置する集合住宅に対して閉じる形で設けられた、中庭の高い壁。
LDKから中庭を覗いて見えるのは、大谷石調の白い外壁と風に揺れるソヨゴの木、上方にただ広い空のみ。
高い壁を設けた中庭のみに開く計画としながらも、視線の高さを調整し窓の取り方をくふうすることで、明るく開放感のあるつくりとしました。
家にいながら天気や季節の移ろいを感じ、視線を気にせずゆっくりとした贅沢なひとときを過ごせます。

コの字型の家の中心に位置する、高い壁で囲まれたタイルテラス。
白い外壁が光を分散させ、曇りの日にも明るさをもたらす“光庭”の役割を担います。
光庭を囲う部屋には大きな窓を配置し、バルコニーも隣接させることで、光を取り込みながら緩やかに空間がつながり、家中どこにいても家族の気配を感じられます。

LDKの一番奥に位置するピットリビングは、床を下げ、天井を上げることで3mの天井高を確保。
床に選定したマットな質感のタイルは、朝日が差し込むと白く光を拡散させ、暗くなると落ち着いたグレーへと表情を変化させます。
床が下がることでより中庭と視線が近くなり、ベンチに座って中庭越しに眺める空はより大きく開けて見えます。

「お店感覚でお酒を飲めるバーカウンターが欲しい。」
お酒大好きなご夫婦のこだわりのキッチンカウンターは、独特な風合いのモールテックスで仕上げました。
ペンダントライトやダウンスポットライトを使った照明計画は、モールテックスや壁タイル・飾り棚のみを効果的に照らし、お店のような雰囲気を演出しています。

ダイニング横の階段は、木の手摺に間接照明を仕込んで印象的に。夜も眩しくない照明計画です。
階段手前の手摺はホワイトで存在感を無くし、奥の壁へ視線がいくようにすることで空間に奥行を与えます。
階段下に隠した猫トイレの入り口はお家型に、階段をキャットウォーク代わりに猫が走り回ることも想定しています。

玄関正面に見えるのは、中庭のソヨゴの木と特徴的なタイル貼りの壁。
ダウンライトも当てて、家の顔となる印象的な空間に。
家族の帰宅動線は全てSIC内へ集約することで、生活感を出さずに常にお客様をお迎えできる玄関としています。
北欧ヴィンテージのチークの家具が似合うようなインテリアテイストでまとめました。
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