強み・こだわり

Form _ 佇まいのデザイン

時を経ても美しさが変わらない佇まい

時を経ても美しさが変わらない佇まい

外観については、存在感を保ちながらも環境に馴染んでくような落ち着いた佇まいのデザインを心がけています。
家は消耗品ではなく、ずっと使うものでもあります。外壁などが新品の間は少々デザインが悪くてもきれいに見えるものですが、古くなると一気に見栄えが落ちていきます。
しかし、建物の形そのものが美しければ、外壁などが古くなっても美しさは変わりません。逆に味わいも深まる建物になることもあります。
 
関工務所の家の基本的な形はシンプルですが、バランスを整えて違和感のない佇まいです。「バランスの良い美しさ」ということは、築年数が経ち建物自体が古くなったとしても、その形自体は美しいままでいられるということでもあります。まさに「タイムレス」なデザインということです。

Natural _ 素材のデザイン

人にやさしく味わいを醸し出す自然素材

人にやさしく味わいを醸し出す自然素材

無垢の床や珪藻土の壁など、自然の素材をふんだんに使うことでその空間は優しく味わい深くなります。
やわらかい質感は子供にも優しく、有害物質を発生させないので健康にも良いことは言うまでもありません。また、年月を経ることで風合いが良くなり、新築の時よりも良い感じの空間になることもメリットの一つです。
関工務所では、この自然素材を積極的にご提案しています。
 
しかし、この自然素材は施工が難しい素材でもあります。これらは人工的に工場で作られた建材メーカーの新建材に比べて、現場の職人さんによる加工が多くなり、大規模生産をベースとする大手ハウスメーカーでは使いたくない素材のようです。
対して、関工務所では専属大工の施工技術で問題なく施工することが可能です。いままでも自然素材に囲まれて心地よく暮らす家を数多く施工してきました。

Space _ 空間のデザイン

開放的で広々とした空間設計の提案

開放的で広々とした空間設計の提案

住宅会社が建物を設計する際には、色々な基本的考え方があります。
「空間」というものに対しても設計者の意図は異なるようです。
例えば、家は「部屋の集合体」として考えるか、「一つ大きな空間」として考えるかということです。
私たちの基本的な考え方は「家は一つの空間であり、そこからそれぞれの部屋を配置していく」という考え方です。それから、それぞれの「部屋(ゾーン)」をしっかりと間仕切りするのか、つながりを持たせるのかは、お客様の暮らしの考え方や部屋の役割によって決めていきます。
だから、できるだけ仕切りのない広々としたリビング空間、吹き抜けで上下階で家族の息遣いを感じる空間なども積極的にご提案します。

しかし、この開放的な空間で心地よく暮らすためには、まずどの部屋でも温度差の少ないことが大事です。つまり、建物の断熱性能が優れていることが条件になります。
関工務所ではここにも優れた性能をご提案できるので、この空間設計を可能としていることもその理由です。
また、構造的にも耐震性を保つ必要があります。
一般的な在来木造工法では難しい空間の場合は、「SE構法」を採用することで安心して耐震性の高い空間設計が可能となります。
つまり、この空間設計という考え方は、優れた技術によって成り立つということも忘れてはいけない大事なことであるのです。

Passive _ パッシブデザイン

「光」と「風」を活かしたプランニング提案

「光」と「風」を活かしたプランニング提案

快適な暮らしを実現するためには、建物そのもの断熱性能を高めることが重要ですが、もう一つの考え方として、自然の力を最大に利用するという設計手法があります。
夏は太陽の日差しをできるだけ家に取り込まないように、また、冬はできるだけ暖かい日差しを取り込むようにと、窓の位置や大きさ、庇などを考慮して設計する考え方です。
そして、夏の風の通り道もしっかりと確保することで、無理にエアコンに頼らなくとも心地よい室内環境を作り上げることが可能となります。

この設計の考え方は「パッシブデザイン」と呼ばれています。
そのためには、お客様の敷地の特徴や気候の地域性をしっかりと把握することが大事になります。関工務所では、担当の設計士がそこにおいてもきちんと考慮して、「パッシブデザイン」の考え方を反映したプランニングをご提案しています。

Ordermade _ オーダーメイドのデザイン

世界でひとつだけのこだわりを叶える提案

世界でひとつだけのこだわりを叶える提案

家を建てるお客様は、全て異なる敷地でそれぞれの家族の暮らし方が存在します。
大手ハウスメーカーでは、「規格住宅」といわれる決められたプランと仕様に基づいた商品があるようですが、そこに自分たちの暮らしを合わせていくという考え方は私たちは賛成しかねます。
あくまでも、その家族の暮らしやこだわりを叶えられるように、また、その敷地条件に最適な計画をしっかりと考えてプランニングを行っていくべきだと考えています。

また、その空間のテイストにぴったりとフィットするような、造作家具なども「オーダーメイド」で積極的にご提案しています。
建材メーカーの既製品をそのまま設置する方が簡単ですが、それを可能にする設計力と丁寧に仕上げる大工の施工力が可能としているのです。
「世界にひとつのオンリーワン」のご提案が住んでからの自分の家に対する愛着をますます深めていくことになるのだと思います。

Interior _ インテリアのデザイン

その空間に似合うインテリア

その空間に似合うインテリア

いくら建物が良い家だとしても、インテリアのない「がらんどう」の空間は味気ないものです。そこに雰囲気の良いインテリアが配置されていくことで、具体的な暮らしのイメージが湧いてきます。
 
しかし、どんなインテリアを置くのが良いのかを自分たちだけで考えるのは難しいことも事実です。
関工務所では、提案の段階からそこに置くテーブルやソファーのイメージを想定しながら打ち合わせを進めていきます。また、素材感のある空間に似合う家具も実際にご提案いたします。備え付けの造作家具はもちろんですが、照明や置き家具もその空間に似合うもので揃えると、新しい暮らしもワクワクしてきます。

Garden _ 庭と植栽のデザイン

成長する緑が家そのものも美しくさせる

成長する緑が家そのものも美しくさせる

家の計画は「建物」だけでは成り立ちません。その敷地に庭や駐車場、アプローチ、ウッドデッキ、外構、植栽などの周辺の計画も最初の段階からしっかりと行うことが重要です。
建物のデザインはもちろんですが、その家の暮らしにおいても、庭をうまく計画することは大きな影響を与えるのです。
特に、植栽は植えたときから年月を経た方がより良い雰囲気を醸し出すことを意識して設計するべきです。建物は年々古くなて行きますが、植栽は年々成長していきます。
最初は物足りないと感じたのが、数年で青々と茂り、自分の家を魅力的な佇まいに変えてくれます。
また、落葉樹を特徴を生かせば、夏は日差しを遮り、葉の落ちた冬は家の奥まで暖かい光を差し込んでくれます。

また、ウッドデッキや中庭などを作ることで、家の中とのつながりのある庭が生まれて、日々の暮らしにおいても楽しい生活を可能にします。
関工務所では、このような庭の計画も積極的に提案していきます。

SE Structure _ SE構法

空間の自由度の高さと優れた耐震性を両立する構造技術

空間の自由度の高さと優れた耐震性を両立する構造技術

関工務所では、住宅の基本構造躯体として「在来軸組工法」と「SE構法」の2つを採用しており、お客様のご要望する内容によって、どちらかの構造躯体をご提案しています。
どちらも「耐震等級3」をクリアする高い耐震性の構造躯体です。

「SE構法」とは、「柱」と「梁」、「柱」と「基礎」を特殊な接合金物で強固に接合する耐震性に優れた、日本でも最先端の木構造技術です。
大規模木造建築物にも使われており、木造ながら「重量鉄骨造」のような考え方で建てられる構造躯体です。
「ラーメン構造の強みを生かして、これまでの木造住宅では不可能だった大きな空間を、安全に実現することができるのが大きな特徴です。


【 SE構法の特徴 】

■構造用集成材
SE構法で使う構造部材は、ひとつひとつの品質が安定しているエンジニアウッドの「構造用集成材」となります。
自然のままの木材は、育った環境などにより同じ材種、同じ太さであっても強度がバラバラですが、「構造用集成材」は全てが同じ強度を保つように作られるので、ばらつきがないだけでなくその強さを数値化できることが特徴です。
また、長い材も可能なので木造でも大空間の設計を可能にします。

■「柱」と「梁」を特殊金物で強固に接合
一般的な在来木造工法と異なり、「柱」と「梁」の接合部は特殊なSE金物とSボルトによって強固に接合されています。これにより、「ラーメン構造」と呼ばれる重量鉄骨造のような構造性能を可能にします。
耐震性に優れることはもちろんですが、これによって耐力壁が大幅に減らすことができるので、自由度の高い空間や開口を安全に実現することができます。
まさに「重量木骨」と呼ばれる所以です。

■構造計算による「耐震等級3」の優れた耐震性を保証
「SE構法」では、高層ビルと同様の「応力解析の構造計算」を行っています。これは、建物にかかる地震力や風圧力を想定して、それに耐えられるためにどんな部材を使っていくのかを科学的に検証しながら、その建物の安全性を確立していく手法です。
この構造計算によって、「数百年に一度の大地震の1.5倍でも倒壊しない」レベルの「耐震等級3」を証明しながら、広々とした空間を安全に実現することを可能にします。

Insulation _ 断熱性能

一年中「快適」に暮らせるために必要なこと

一年中「快適」に暮らせるために必要なこと

夏の暑さや冬の寒さが厳しいのが、群馬県の特徴でもあります。
そんな群馬県内においても、一年中、家のどこにいても快適に暮らせるための「断熱性能」に、関工務所は強くこだわっています。
地域でも最高クラスの断熱性能で、その快適な暮らしを実現します。

外部と接する「壁」と「屋根」「床下」には、断熱性に優れたウレタンフォームを現場で発泡しながら厚く施工する手法を採用しています。
断熱性能が高いことはもちろんですが、気密性高まり住み心地を向上させます。
また、開口部には樹脂&アルミ+ペアLOW-Eガラスを採用し、建物全体で高い断熱性能を発揮します。

■温熱等級6をクリアする断熱性能
断熱性能を表す数値としては「UA値」というものがあり、これは、全国の地域によって基準が決まっています。
この数値は、壁や屋根、サッシなどの断熱性能を平均化して現した数値であり、数値が低い方が性能が高いということになります。住宅性能表示制度において、地域によって等級も決まっています。
関工務所では、5・6地域での長期優良住宅の基準である「等級5(UA値0.6)」をクリアするのは当然として、「等級6(UA値0.46)」もクリアする性能も可能です。
断熱材の厚みを厚くしたり、サッシの性能を上げたりすることで、より高い性能を実現することができます。
お客様の暮らす地域やニーズによって、最適な性能の住宅を提案します。

■高性能だからこそ開放的な空間で家全体を快適にします
冬でも快適な暮らしを実現するために、2つの方法があります。

① 部屋を細かく区切って個別に部屋を暖めるという方法
② 間仕切りを減らして大きな空間の間取りで家全体を暖める方法

建物自体の断熱性能が低い場合は、①の方法が適することになります。しかしながら、この方法だと廊下やホールは寒いままなので、「ヒートショック」という現象を起こすリスクがありますので要注意です。

一方、建物の断熱性能が高ければ、②の方法を選ぶことができます。この間取であれば、家のどこにいても温度差が少なくなるので、どこにいても快適であり、「ヒートショック」の恐れがなくなります。

関工務所では②の考え方を元に家づくりを進めています。関工務所の家が、開放的な空間でも心地よく暮らせる理由はここにあるのです。

Long Life _ 長期優良住宅

第三者に認められた「長期優良住宅」が標準仕様

第三者に認められた「長期優良住宅」が標準仕様

資産価値の高さを証明する「長期優良住宅」。関工務所はこの高品質の家づくりを標準としてご提案してます。

「つくっては壊す」のではなく、
「いいものをつくり、長く大切に使う」時代へ。
長期優良住宅の考え方が広まるにつれ、家づくりの常識が変わりつつあります。耐震性、耐久性があること。間取りや設備を、ライフスタイルに合わせて変えていけること。施工や改修などの履歴を記した「住宅履歴書」によって、家を“資産”として捉えられること。
あなたにとっての、社会にとっての、理想の家づくりを応援します。

■日本の住宅は長持ちしない?
日本では、住宅は築後平均30年で取り壊されていますが、これは諸外国と比較するとかなり短い数字。また、1981年以降にできた住宅が約6割を占める一方、1950年以前にできた住宅は5%以下と、これまでは「住宅を長持ちさせる」発想が希薄だったことが伺えます。

■長持ちする住宅は、居住費負担を減らす
長期優良住宅なら、世代を超えて利用していくことができるので、一世代あたりの住居費負担が軽減され、その分を、より快適な暮らしの実現に充てることが可能になります。

■資産としての長期優良住宅
現在、日本の社会的資産に占める住宅資産の割合は、1割以下。また住宅は、ローン返済時には資産価値がゼロになっているとも言われています。しかし長期優良住宅なら、「住宅=資産」として捉えることが可能。将来的に売ったり、貸すことなども可能になるのです。

■「住み切り」から「住み替え」の時代へ
長期優良住宅によって質・量ともに十分な住宅ストックが社会に形成されれば、住まいの選択肢が大きく広がります。建て替えではなく、例えば、ライフスタイルの小さな変化にはリフォームで、大きな変化には住み替えで対応するなど、活発な既存住宅流通市場が生まれるのです。

■法制度の整備や、税制の優遇措置
これまで紹介してきたように、長期優良住宅は、住まい手のみならず、社会全体の暮らしの質の向上にもつながります。そのため、行政による普及促進の法律や、(独)住宅金融支援機構による税制の特例措置などが推進されており、社会全体で長期優良住宅の機運が高まっています。

■各種税金の軽減措置の2年延長など、今がチャンス。
長期優良住宅で、各種税制の控除や軽減が適用されます

1. 住宅ローン減税制度~
住宅ローンを利用して住宅を取得した人を対象に、一定の要件下で、住宅ローンの年末残高に控除率を乗じた金額が、各年分の所得税額から控除されます。
長期優良住宅一般住宅と比較して、控除額が多くなっています。
 
2. 各種税金の軽減措置
【登録免許税】
  住宅の所有権保存登記等に係る税率が引き下げ
【不動産取得税】
  課税標準からの控除額が増額
【固定資産税】
  新築住宅に係る固定資産税の減額措置が2年延長

■標準で長期優良住宅仕様
関工務所では、標準仕様で長期優良住宅のレベルの建物となりますので、申請するだけで認定を得られます。
関工務所で建てられる住宅の年間の70%近くがこの「長期優良住宅」の認定を受けています。