近代建築の巨匠F.L.ライト建築を体感するモデルハウス

近代建築の三大巨匠の一人、フランク・ロイド・ライト。当社は彼の思想を受け継ぐF.L.ライト財団から日本で唯一認定された、『オーガニックハウス』とサブライセンス契約しています。このモデルハウスは、ライトの孫弟子にあたる堀越英嗣氏が設計した「アザレア」というモデルで、世界遺産に登録されたライト建築の「落水荘」がモチーフ。天井の高低差を巧みに活かした空間の連続性、陰影によって水平ラインと奥行きを表現するディテール、四季の景色を取り込む外と中のつながり感。世代を超えて住み継がれる、ライトの建築思想を表現した集大成をお楽しみください。

地平線を思わせるような直線の清々しさと、それを優しく包み込む光、影、空気が、絶妙なバランスで整えられたリビング。一日の時間帯によって、また季節によって、さまざまな表情を見せてくれます。

キッチンへの距離感、バルコニーへの距離感、そしてリビングへの距離感を、絶妙な奥行きでつないでくれるダイニング。家族の距離がゆるやかに繋がります。

日本人が持つ独特な感性と静寂への理想を叶えるような和室は、意外にもライトの理想を端的に表現した空間です。和室の持つ「静」の美しさを楽しめます。

段差のあるダイニングからの気配と、正面への視線とは違う方向に位置するリビングからの気配を、伸び伸びとした距離感で感じ取れるキッチン。奥様が料理中も家族の動きを感じ取れます。

横に広がる枝を大きく伸ばす樹木のように佇む安定感と堂々とした存在感。窓から漏れる室内の灯りは空間デザインとレイアウトをくっきりと映し出し、よりその意味を感じやすくなります。

モデルハウスの要となっているアイランドキッチン。家族がどこにいても目が届く場所に配置したことで、奥さまは安心して料理することができます。この建物の中で最も天井高を低く抑え、より安心感がもたらされています

リビングの一角に設けた大理石の暖炉は、とうもろこしを原料とするバイオエタノールの液体を燃料に使うエコな暖炉。有害物質が発生せず、薪ストーブよりもメンテナンスが簡単で、ランニングコストも安いので、現実的に取り入れやすい暖炉です。

4～5人家族を想定した、吹き抜けのある木造2階建て住宅。壁は床の、天井は壁の延長と考え、空間の連続性や柔らかみを損なわない空間造りを意識。レンガ張りで内と外とのつながりを意識したライト得意の設計手法に基づき、全体の仕切りは極力設けず、1階のLDKはオープンでひと続きになっています。そのため自然と人が心地よさや安らぎを感じられる一方で、天井高、床高の変化によってリビング、ダイニング、キッチン、和室の各スペースは自然と性格分けされており、連続性を保ちながらもメリハリのある空間構成になっています。