強み・こだわり

素材とデザインを選ぶ心と身体に“優しい家” リブハウジングの注文住宅「優家」

優家は、心地いい家です

優家は、心地いい家です

「心身に優しい 地球に優しい 構造に優れている」3つの「優」が揃ってできる「心地いい家」。 そのために、素材を選び、デザインを選んで家造りをしています。

自然素材

空気を選ぶという考え方

空気を選ぶという考え方

ビニール素材、接着剤、塗料、農薬…汚染され続ける室内の空気。
外であれば、汚れた空気の場所から離れることができますが、家は簡単に変えることができません。
空気は素材から造り出されます。 素材を選ぶことは、すなわち、空気を選ぶこと。
私たちは、そのことをよく理解し、深呼吸したくなる無添加なおいしい空気を造り出すために「素材」選びをしています。

■漆喰(しっくい) 
漆喰を選ぶ一番の理由は、100%自然素材のものだから。
おいしい空気を造り出す「心地よさ」の秘訣です。
漆喰は、室内や外壁の仕上材です。
原料は石灰岩で、もともとは石。焼いて粉になった漆喰に水を加えて塗ると、もとの石に戻ろうと、空気中のCO2と反応しながら固まります。何の添加物も接着剤も使わずに、自ら固まり、100%自然素材から成るため、空気を汚しません。

■すっぴんの本物の木
葉をつけたまま、山の自然の中で、ゆっくり乾燥。
そうすることで、丈夫で長持ちし、木の魅力を活かした骨組みができます。
骨組みに使用する木材は、字の通り、切り倒した後に葉をつけたまま植物の自然な働きを利用して自然乾燥させた材料を使います。高温かつ極度な乾燥を行う人工乾燥は水分と共に、木の強さの元である「樹液」まで蒸発させてしまいます。自然乾燥であれば、樹液まで乾燥させてしまわないので、木本来の強さや柔らかさ、ツヤ・色・香りといった魅力を家の骨組みとなっても活かすことができます。

■無垢フローリング
心身に優しく、永く使えて、すりすりしたくなる気持ちのよい足元です。
無垢の木は、上から下まで「本物の木」。表面にツルツルした加工はせず、天然オイルだけで仕上たすっぴんの木を使います。
毎日触れる一番身近な床。適度な柔らかさを持つ無垢材は、足腰への負担が少なく、また足元の温度も柔らかく伝えてくれるので、冷え性の方も過ごしやすいとのお声もいただいています。
木が呼吸しているから、梅雨時期にも、ベタつき知らずで思わずすりすりしたくなる足触り。接着剤や塗装を使わないので化学物質を含む空気が揮発することもなく、みんなに優しい素材選びを行っています。

■防虫処理
口に入れても安全な素材で、防虫処理をしています。
日本の防蟻剤の90%以上は、農薬(=合成殺虫剤)を使用しています。壁の中の成分は室内の空気に混ざり、私たちの心身の中へ。世界では、農薬処理に対して、幼児や胎児、ペットヘの危険があることが示されています。優家は健康と耐久性のために、農薬処理は行いません。
ホウ酸団子でお馴染み「ホウ酸」で防蟻対策をします。
生物は、細胞のホウ酸濃度が一定以上になると代謝が止まり生きていけません。 腎臓を持たない昆虫は食べ死んでしまいますが、人や哺乳動物には安全な素材です。 世界で一般的な、昔ながらの安全な防虫処理です。

性能

宮崎を知っているからこそ、気候に合った心地いい家が建てられます。

宮崎を知っているからこそ、気候に合った心地いい家が建てられます。

暮らす地域によって、その土地特有の気候があり、その気候に適した心地よく暮らすポイントがあります。
30年間の気候データから宮崎県は年間相対湿度平均が日本一。また年間日照時間平均も日本一となっており、湿度が高く、日光の恩恵を多く受ける土地だということがわかります。
そのため、宮崎で心地よく暮らすためには「太陽の恵みを活かす」「寒暖差に左右されない温度環境」「湿度をコントロールする」といった3つのポイントが重要になってきます。

■自然エネルギーを利用して、機械に頼らない快適さを造り出すデザイン。
太陽の光や熱、風といった「自然エネルギー」を利用して、快適な住環境を実現する設計デザインのことを「パッシブデザイン」といいます。 特に、太陽に恵まれた宮崎では、この設計デザインがより重要です。パッシブデザインは、機械に頼らない「夏涼しく冬暖かい」住環境造りの秘訣です。

■家計に優しい、地球に優しい0円で冷暖房効率UP
全国一の日照時間を誇り、夏の長い宮崎で快適に過ごすには、「屋根遮熱」の熱対策がポイントです。太陽からの熱の約70%は、屋根で受けます。
日傘のように熱をカットすることで熱の入口をコントロ ールし、効果的に熱対策を行います。 快適にしたい居住空間から最も離れた場所である屋根での熱対策も重要なポイントです。
涼しくしたい空間の周りを高温にさせない工夫で、空調の効きをよくすることができます。
一方、冬は電気ストー ブほどの熱量を太陽から受け取ることができます。 太陽を味方につけると、なんと0円で、家中ぽかぽかです。

■家が長持ちして、家が省エネになる風を運ぶ構造
屋根や外壁の内側は、たえず空気が流れるようにしています。
空気の流れを確保する「通気層」は、建物を長持ちさせ、省エネに大きく影響します。

■通気で、 長持ち。
「通気層」は、湿気が溜まることを防ぎます。壁の中の結露は、拭き取ることができません。結露によってカビが生え、木材を腐らせてしまうと建物の強度は保てなくなる上、もちろん健康にもよくありません。「通気層」と※特殊なシート目に見えない躯体内の木材の健康も保つ工夫をしています。

■通気で、 省エネ。
屋根の下にも「通気層」があります。 日傘のように太陽の熱をカットしてくれる屋根ですが、屋根そのものは熱くなってしまいます。熱くなった屋根の熱がその下の断熱材を温めてしまい、温まった断熱材は蓄熱体となり逆効果になってしまいます。そこで、屋根と断熱材の間に、太陽の熱をはね返す遮熱シートを設け、その熱を逃がす通気層により熱を伝わりにくく、また熱い空気を外へ逃がす工夫をしています。これだけでも冷房効果はぐんと良くなります。

耐震

最高等級の耐震性能だから、安心。

最高等級の耐震性能だから、安心。

地震が来ても、次の日から住み続けられる家。
それが優家が考える耐震性能です。
家屋の倒壊などによるけがから家族を守るだけでなく、くつろげる我が家で安心して過ごしていただきたい、まさに心の健康を守る家を造っています。

■最高等級の耐震等級3。だから、住み続けられます。
目指すのは、震度 7 の地震が来ても次の日から「住み続けられる家」。 そのために、構造計算の「許容応力度計算」を行い、最高等級である耐震等級 3 の耐震性能を基本性能としています。この性能を確保した家は、震度7が2回も来た熊本の大地震を経ても、壊れることなく現在も住み続けられています。

■違いは何?許容応力度計算
酎震等級 3を決めることのできる基準は、「品確法」と「許容応力度計算」です。 下のイラストは、全く同じ間取りのそれぞれの基準で耐震等級を定めた建物で、震度 7 の地震シミュレーションを行ったものです。 同じ「耐震等級 3 」の建物でも、強さに対する根拠の違いで、その強さは大きく変わることが分かります。

基礎

地面と建物をつなぐ、大切な足元。

地面と建物をつなぐ、大切な足元。

基礎は、建物の一番下で力を受け、地面と建物をつなぐ部分です。
柱や壁の位置と、その力が集中する場所を考慮し、建物のプランによって必要な強さを検討します。
そうすることにより、強い足元となり、建物一体として確かな耐震性能の家を造ることが できます。

■省エネな、基礎。
私たちの造る家は、 基礎内も住空間と捉えて「断熱」・「気密」・「換気」を行います。 生活する住空間から最も離れたところから性能を確保することで、効果的で省エネな空調管理をすることができます。また、この空調管理は、士台や柱などの構造の木材にもいい影響を与えます。適度な温度・湿度環境のため、腐りにくく、家そのものの 耐久性も維持することができるのです。

■メンテナンスのしやすい、基礎。
一般的な基礎空間は、コンクリー トの壁が迷路のように配置されています。 空気が溜まりやすい上、設備配管も通しづらい構造です。そこで、床下をシンプルな空間にする基礎工法を採用し、メンテナンスが必要となる設備配管も容易に作業が行えるようにしています。

■シロアリに強い、基礎。
基礎のコンクリートを打つ前に、地面に防湿シートを敷き、地面からの湿気を抑えます。基礎内は湿気が溜まりやすく、木材の腐食やシロアリに好都合な環境になりやすいのです。湿気を抑え、空気の流れる構造で、室内と同じように快適で木材にとっても健康な空間を維持することができます。さらに、コンクリートの床(耐圧版)と立上り部分を一体で打設することで打ち継ぎの隙間を無くし、強度を高めることはもちろん、漏水やシロアリの侵入経路を断つ工夫をしています。