二世帯でも程よい距離感

K様ご家族がこだわったのは、二世帯が気兼ねなく暮らせること。1階は親世帯、2階は子世帯で水まわりも完全に分離させた二世帯住宅がご希望でした。
そこで弊社は、“生活音”に配慮したプランをご提案。吸音性に優れたグラスウールやマット等を採用し、防音対策を徹底。断熱性・遮音性の高い窓の効果もあり「室内だけではなく、外の音も気になりません」とK様ご家族も実感いただけています。

【2世帯のLDK】
子世帯はモノトーンカラーで、スタイリッシュにデザイン。キッチンは対面式のオープンタイプを採用し、リビング・ダイニングにいる家族やゲストと会話を楽しみながら料理ができます。
親世帯のLDKは、子世帯とは対照的な淡色カラーで優しいナチュラルスタイル。キッチン背面のパントリーは、子世帯同様にオーダーメイド。

【2階・子世帯】
キッチン背面には大型パントリーを造作。しまう物の種類や数、大きさ、そして奥様の動きやすさなどを綿密に計算して設計し、経験豊富な大工が施工しました。「すべて隠せるようにしたくて、扉もつけてもらいました」と、奥様も大満足。自分仕様の設備や家具を設えられるのも、注文住宅ならではです。

【2階・子世帯】
LDKはゆとりある広さで、リラックスできる空間に。ダークトーンのインテリアでトータルコーディネートし、K様一番のお気に入りの場所に仕上がりました。また、2階の床と1階天井の間には、吸音性に優れた素材を採用。生活音に配慮し、お互い気兼ねなく暮らせるようにしました。

【2階・子世帯】
洋室のひとつは、ご主人専用の書斎として使用。ワークスペースとして、在宅の仕事にも集中できます。「家族とはいえ、一人ひとりのプライバシーは大切。LDKと各個室は少し距離を置けるように、あえて長めの廊下を作りました。」

二世帯共用の1階玄関。大型のシュークロークを設け、家族みんなの靴や傘、アウトドアグッズなどをまとめて収納。玄関は靴などが散らかることなく、きれいに使うことができます。帰宅後シュークロークで靴を脱ぎ、荷物や上着をおいてそのまま室内へとスムーズに移動できるよう動線を確保しました。

黒のサイディングに、木目調のバルコニーがアクセントとなった、スタイリッシュな外観。玄関側（写真右奥）にはピロティのような空間を設計しました。K様の趣味であるバイクが雨に濡れないための工夫です。